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在清言上使用

胃・十二指腸領域

The Japanese Journal of SURGICAL METABOLISM and NUTRITION(2022)

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摘要
高齢胃癌手術において, 術前の筋肉量の減少, サルコペニアが重篤な術後合併症発生のリスク因子であり, 予後不良因子であるというデータが多数報告されてきた.また, 術後1カ月時点での除脂肪体重の減少5%以上が術後補助化学療法のコンプライアンス低下や不良な無再発生存期間と相関することも報告されており, 術前・術後に筋肉量や筋力, 身体機能の評価が重要であるという認識が広がっている.われわれのグループで行ってきた観察研究や, 「術前栄養+エクササイズプログラム」について解説し, 現在行っているリハビリ+栄養療法(リハ栄養)のランダム化比較試験について紹介する.効果的に筋肉量を増加させるリハ栄養の開発, 術前の介入(プレハビリテーション)によって, 徐々に進行していく高齢者の筋力低下をベースラインから底上げし, 術後の継続したリハビリによって, 周術期の急激な筋力・筋肉量の低下を阻止できるのか, またそれによって原疾患の治療成績は改善するのか, きちんとデザインされた大規模なRCTで検証すべき問題である.
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